04.Wio TerminalのWi-Fi接続
04.Wio TerminalのWi-Fi接続
Wio TerminalでWi-Fiを使えるようにします。
https://wiki.seeedstudio.com/Wio-Terminal-Network-Overview/
に従って設定をします。この頁は"日本語"モードではなく、"EN"モードで表示されます。(Google自動翻訳も利用)
Wi-Fiチップのファームウェアを更新
Wireless Core Realtek RTL8720のファームウェアをまず消去してから書換えます。* 今までのコマンドプロンプトに置換わるものとしてWindows PowerShellとPowerShellがあり、Windows PowerShellは、Windowsに標準搭載されていて、PowerShellはインストールする必要があります。
1.PC(Windows10) > スタート > Windows PowerShell > Windows PowerShellを開く > 次のコマンドを実行
($PSVersionTableでVerは5.1.・・・でした。)
2.cd \
( \は円マーク PS C:\>と表示されホームディレクトリに移動)
3.git clone https://github.com/Seeed-Studio/ambd_flash_tool
(* コピーをダウンロード)
「'git'はコマンドとして認識されません」というエラーが出てしまったので
https://github.com/Seeed-Studio/ambd_flash_tool
をダウンロードし、解凍したホルダ"ambd_flash_tool-master"を"ambd_flash_tool"と修正しC:の直下に置きます。
Windows PowerShellにて
cd \
cd ambd_flash_tool
.\ambd_flash_tool.exe erase
と入力し、しばらく待ちます。すると"Success!"と表示されます。次に、
.\ambd_flash_tool.exe flash
と入力し、しばらく待ちます。すると"Success!"と表示され更新完了です。
Seeed SAMD Boardsを更新
Arduino-IDE > ツール > ボード:"Seeeduino Wio Terminal" > ボードマネージャ... > "Seeed SAMD"を検索"Seeed SAMD Boards by Seeed Studio バージョン1.82"(最新)がインストールされていることを確認します。
ライブラリのインストール
Arduino-IDE > スケッチ > ライブラリをインクルード > ライブラリを管理... > 以下を検索して最新Verをインストール検索"seeed rpcwifi"
Seeed Arduino rpcWiFi by hongtai.liu Ver1.0.5
検索"seeed rpcUnified"
Seeed_Arduino_rpcUnified by Hongtai Liu Ver2.1.3
検索"seeed mbedtls"
Seeed_Arduino_mbedtls by Peter Yang Ver3.0.1
検索"seeed fs"
Seeed Arduino FS by hongtai.liu Ver2.1.1
検索"seeed sfud"
Seeed Arduino SFUD by Seeed Studio Ver2.0.1
* Wi-FiソフトウェアがeRPC構造に変更され、より安定して、同時にBluetoothと連携できます。今までの"AtWifi.h"を"rpcWiFi.h"に置換えるだけです。
RTL8720ファームウェアVerを確認
シリアルモニタを開いてから、次のスケッチを実行して確認します。
#include "rpcWiFi.h"
void setup() {
Serial.begin(115200);
while(!Serial); // Wait to open Serial Monitor
Serial.printf("RTL8720 Firmware Version: %s", rpc_system_version());
}
void loop() {
}
シリアルモニタに"RTL8720 Firmware Version: 2.1.2"と表示されました。2.0.2以上であれば良いらしいです。